私の関与先の一つで 山形県の湯の浜温泉 愉海亭みやじま様は、震災前より3S活動(整理整頓清掃活動)に取り組み県の大規模避難訓練なども積極的に宿を提供するなど、災害に強い関心を持っておられた。
津波を想定して、夏の海水浴シーズンならば、想定数は住民の数より増えることになり、町の備蓄では到底足りなくなることも予想していたくらいだ。
今回の3.11大地震のときも、直後より即座に館内の食料を上層階に上げ、アルコール燃料でお客様をはじめ地域の方にも支援できる準備も整えた。 幸い大きな被害は無く、出発されるお客様には、旅の途中の食料としておにぎりを無料で配布するなど心のこもったサービスを行なった。お客様は思わぬサービスに感動されていた御様子。
下の写真は、小学生も修学旅行で利用してくれるようになり、宿への感謝の気持ちを述べているショットであります。
宿の宿泊メニューも復興受入れメニューから、通常業務に切り替え、新たなメニューも追加し、
社員一丸となって精力的にホテル業を営んでおられます。