この会社は、大阪鴻池新田に本社工場があり、滋賀県の日野に工場があり、中国にも工場がある会社です。
もし大規模災害が起こった時は、災害復旧で電気を通すことが重要になってきます。通すのは電力会社ですが、
供給する会社がここにあったのです。銅を伸ばして 細い線にしてより合わせて強くする。
高温で熱したり 溶かした鈴を同船に付着させたり、いくつもの工程をへて、電線の元になります。
その後、絶縁体が巻かれ電線になっていくのですが、この会社では、来年の4月めどにBCPを作成することを
決め、昨日と先月の2回に分けて工場職員全員に危機管理セミナーを開き、BCP構築に向けて出発しました。
災害時にこの会社だけで、電線を作れるわけではなく、銅を精製する会社や販売、施行する会社が一丸となって復旧していきます。
私は、このような社会インフラを守る会社のBCPコンサルティングができますこと心より誇りに思います。
どんな会社だって、人様のお役に立って成り立っていることです。だから、水害や噴火 津波 地震 火事に負けないで
頑張っているのだと思います。 社員全員で共有できる自社専用の災害用マニュアルがBCPです。
最後にあなたも、千年に一度といわれる大災害が起こった 2011年 にBCP(事業継続計画)の策定に着手してください。
きっと、「やってて良かった」と言えます。 「やって大損した」ということはありえないのです。
備えあれば憂いなし 備えを超えた災害がきても 受け入れる心準備が出来るのです。
合掌