昨年は、新型インフルエンザが発生し、瞬く間に世界中に蔓延しました。幸い今回のウイルスは弱毒性であり、最悪の事態は回避できましたが、今後も対策を怠ることはできません。他方では、地球温暖化が進行しており、海面上昇や気候変動による災害が心配されます。
東京には、日本の行政機能や企業活動が集中しております。また、約1,300万人の都民が生活をする場でもあります。
東京都は、首都機能を維持、発展し、都民の生活を守るため、危機管理に関する施策を実行しております。特に「10年後の東京」への実行プログラム2010において、重点施策として建物の耐震化促進策・気候変動対策・新型インフルエンザ対策を取り上げています。
しかし、危機管理対策は、行政の施策だけでは十分ではありません。各人が「自らの命は自らが守る。」ことを基本に、地域・企業・行政が一体となり、社会全体で取り組むことにより、効果が出るものです。企業の皆様からは、最先端の技術を活用した新製品や新しいアイデアを生かした製品の開発などによる協力が必要です。
株式会社東京ビッグサイトが主催する「危機管理産業展」は、国内外の危機管理に関する製品・技術・サービスを幅広く対象とした危機管理に関する総合展示会です。